ブログやポートレートサイト、ショッピングサイトなどホームページと呼ばれるものは、その気になればウィンドウズのメモ帳でも作ることは可能です。
しかし、メモ帳だと1ページずつ作成していくことになるのでとても効率が悪いです。
ホームページのヘッダーや、サイドバー、フッターと呼ばれるサイトを構成するパーツは、どのページにも共通して使用されます。
そのため、1ページごとにタグを記載してくと手間が掛かりすぎてしまいます。そこでヘッダー、サイドバー、フッターをそれぞれ1つのページとして切り離し、
記事やページを増やすたびに呼び出してやればいいのです。それがワードプレスの役割です。
この方法だと、たとえばサイドバーに修正をかける必要が出てきても、サイドバーだけ修正し、それぞれのページに反映させることができれば効率が良くなります。
つまり、データの受け渡しこそが、ワードプレスが得意とする事なのです。
よく、ブログ系のホームページでトップページが記事のタイトルだけが一覧で表示されていたり、記事のタイトルと文章の一部を抜粋されて一覧表示されているものがあります。それは、実際に記事を作る際に入力する欄から、データを呼び出して表示させているわけです。
タイトルだけの一覧表示だと、投稿ページのタイトル入力欄を呼び出してメインページに表示させます。
タイトルと文章の一部の抜粋だと、タイトル入力欄と記事入力欄から何文字抜粋するかを指定して、メインページに表示させるという感じになります。
このように、ワードプレスはデータのやり取りをしていて、主にphpという言語を使ってホームページを組み立てます。
ホームページはどういったも目的で作るかによって見た目や機能は変わっていきます。
その見た目や機能によって、最適な関数やタグを使いわける必要があります。この関数がどういった役割をするのか、というのは調べれば出てくるので
関数だけの丸暗記は必要ないと思っています。
それよりも作業を効率化するために、どういった手順でプログラムに作業をさせればよいのかが大事だと思っています。プログラムを組んだ経緯や、どういった考え方でプログラムを組んだのか、というところを伝えていきたいと思います。