キャノンのプリンタMP640で純正のスキャナーソフトを使用せず、Macから無線LANで読み込む方法をご紹介します。
MP640はとても古いプリンタなのですが、無線LAN機能があり、ワイヤレスでプリントアウトできたり、スキャナーとして使うことができる優れものです。しかも未だに現役。(笑)
なにせ古い複合機なので、MP640のスキャナーソフトはMac最新版のOSには対応していません。
なので、OSのアップデート後は、チマチマととUSBメモリを挿してMacのほうに移し替えていました。
MP640でスキャンされたファイルは、PDFとしてUSBに保存されるのですが、それなりに容量が大きくなるので、サイズダウンしようとjpeg画像に変換しようと思いました。
PDFファイルはプレビュー画面で閲覧できるので結構便利。Macに標準装備されているプレビューはファイルの変換ができるので、jpegに書き出すことができます。
そしてこのプレビュー、無線LANで繋がっている複合機から読み込むことができるんです。
MP640から読み込む方法
やり方は簡単。アプリケーションフォルダからプレビューを立ち上げ、ファイルタブから「Canon MP640×××××から読み込む」を選びます。そしてスキャン画面が立ち上がったら、スキャンボタンを押すだけです。
リサイズする方法
例えばA4サイズでスキャンするとサイズが2480×となり、ファイルの容量もそれなりに大きくなります。
画像サイズを小さくするときは、ツールタブから「サイズ調整」を選択サイズを調整します。
jpeg画像として保存する
ファイルをjpeg画像として保存するためには、ファイルの書き出しをする必要があります。ファイルタブから「書き出し」を選択し、お好きな保存場所を選び、ファイル形式を変更して保存。
画像の太丸の部分で保存するフォルダを選び、細丸の部分からjpegに変更します。そして保存ボタンを押す。これでjpeg画像で保存されます。別途ソフトウェアを用意する必要はありません。(笑)
実はプレビューにこういう機能があることを知らなかったので、Macの最新OSに対応しているドライバーや、ソフトを探していました。せっかくのWifiが使えないのは勿体無いので。
外部メーカーでMacからMP640のスキャナー機能をコントロールするVueScanというソフトがあるのですが、無料で使おうと思うと、お試しで使うことになり、透かし文字が入ってしまうので、気になる人には向きません。
プレビューはあくまで画像をプレビューするために存在しているもの。と思っていたのですが、こういう機能は、じっくりと画面を観察する、操作ミス、というところから発見することが多いです。
プリンタを買い替えろよ!という話なんですが、やはりMacは優秀です。
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